さらに、高齢化が進み国家予算の社会保険に掛かる費用は2025年に150兆円にまで達する予想です。年金制度は破綻しないまでも支給額の減額は避けられません。
現在の老人夫婦世帯の平均的な年金受給額は約22万円です。現在でさえ、ゆとりある老後生活を送るには毎月38万円が必要と言われています。
数年前に話題になった2,000万円問題です。日本人の平均寿命は延びて女性で87.26歳、男性で81.09歳です。平均余命で考えると90歳まで生きたとすると、70歳まで仕事をしたとしても、年金だけでは足りなのは理解できるはずです。
こんなことから、サラリーマンや中小零細の事業主まで多くの日本人が将来に対する不安を抱えているのが現実です。